折り合いをつけながら日々は過ぎてゆく
庭のあのスペース開墾したいな〜.. 家の中 整理して仕事しやすくしたいな〜..
あれしてこれしてああやって..。今日はこれできなかった、それは明日にしようと
折り合いをつけながら日々はあっという間に過ぎてゆく。
もし、自分が2人いたら。あれもこれもそれも、全てできるのにな〜...
いや、待てよ。2人いたら、どちらかがどちらかの自分に話しかけては
「ここ座らない?」「ちょっと休む?」って2人でずっとお茶いただきながら
お喋りしちゃって、むしろ1人ならできてた事もできずに1日が終わっちゃう
んじゃないかな。なんて空想も楽しかったりして。
ヤマアジサイ(山紫陽花)ともみじのグリーン
学名:Hydrangea serrata
和名:蔓紫陽花、山紫陽花、沢紫陽花
英名:mountain hydrangea、tea of heaven
* tea of heaven =甘茶
これまで葉や花をいける楽しみ方しか知らなかったヤマアジサイ。近所にできた
お店のあみちゃんが、この葉が食べられることを教えてくれた。つやつやした葉を
炒めたり、揚げ物にしたりできるという。私がこれまで除草に難儀してきた
ヤマゼリも、実はヤマゼリではなくヤマミツバ(食べられる)だったことが判明
した。彼女のおかげで身近な自然がより一層、身近なものになっていく。
ちなみにあみちゃんのお店は‘五風十雨’という。五日ごとに風邪が吹き十日ごとに
雨が降る。気候が穏やかで順調な豊作の兆し。そして、世の中が平穏無事である
ことのたとえに用いられる言葉だそうだ。
向かって左側の木に巻き付いているのがヤマアジサイ。つる状に伸びる葉がつやつや。
ところでいつも、植物の名前の学名や英名を載せているのには理由がある。同一の
植物がいろんな名前で出回っているので、その植物の話題が出た時に、和名と学名、
英名のどれかを伝えれば相手に通じやすいのだ。ドイツで滞在した宿で紫陽花の
話をした時も「ハイドランジア」という呼び名のおかげで相手との意思疎通が
スムーズだった。まぁ記憶してなきゃ名前は出ないし、どうしても伝えたければ
指差しすればいいのだけれども。
友達にもらったオブジェ、実家から持ってきたプランター、割れた鉢。いろいろな
ものが、とりあえず置いてある。今日はどこから手をつけようか。