苗とガーデン雑貨がやって来て、雨後の苗植え
苗をいろいろ入手して、母のガーデン雑貨をピックアップして戻ってきたら
雨になった。
コロすけの外出自粛要請がいったん解除になったタイミング。久々の実家で、
妹と相談しながらOKの出たスチールオブジェやプランターをどんどん物置の
外へ並べる様子を父が嬉しそうに見ていたのだけれども、苗とあわせると
かなりの量になったので、「全部、車に乗るのか?」と後半はぎょっとしていた。
(もちろん、全部乗せてきました)
母が残したものをこうして有効活用することで、まだこっちの世界にいる私達に
彼女のエッセンスというかフィーリングが融合されていく感じがする。
雨で作業はできないけれど、移動で乾いた苗と埃っぽいガーデン雑貨にとっては
きっと快適な水浴び。
で、雨のあがった今日。
この間あけたスペースにさっそく野菜苗を植え付けようとしていたら、
家系図を調べる風流な趣味を持つ件の知人が、お友達と一緒にふらっと寄ってくれた。
ふたりに、店内の改修は先祖が同じ岐阜県郡上の人の紹介だったことを話すと
揃って嬉しそうな表情になった。そしてお友達の方が「そうなんだよね、縁で
つながって行くんだよね」としみじみ言った。そのあとの「ご先祖さんが隣村同士
だった」といった話の流れから、そうかふたりは家系図のお仲間なんだとわかり
合点がいった。ちなみに知人は安倍晴明ではなく、晴明の師の賀茂さん筋と家系が
つながっていたそうだ。
彼女達と話していると、世俗を超えた悠久浪漫のただ中にいるような感覚になって
わくわくする。
そんな雅なプチトリップを経て、世俗に戻る。
ナス、ピーマン、ししとう、唐辛子、ズッキーニ、ミニトマトとバジルの苗の
植えつけ。ミニトマトはトスカーナ・バイオレット(紫)、アイコ(赤)、
チョコちゃん(チョコレート色??)。そしてバジル。
こっちのミニトマトはロッソナポリタン(赤)、イエローアイコ(黄)。
間にダークオパール・バジル。トマトとバジルはコンパニオンプランツで、
一緒に栽培すると病害虫の予防になったり互いの成長促進をしたりする。
バジルとミニトマトを植え付けたあと。
コンパニオンプランツ、この本わかりやすかったです。
↓
それから、誰か器用な人の作った古いミルク缶の脚付き容器に
ナスタチウムを植え付け。(後ろの銅葉色は赤紫蘇ではなく、
リシマキア・ファイヤークラッカーという園芸種)
だんだん、黄色とオレンジ色のナスタチウムがこんもり茂ってくるだろうな。
名前がわからなくなった可愛い花
今日は他にも、亜麻やニゲラの花苗を植えた。紫キャベツや銅葉レタス、
カレンデュラ、ビオラ、シルバーリーフのガザニアなどまだまだ植える
苗が待っている。明日も、配色や植え付ける場所を考えながら庭をうろつく
時間を楽しもう。