2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

打ち捨てられたソ連時代彫刻のレクイエム

瀬戸内寂聴のコラムで、飛行機内で隣に座るのはどんな人だろうと 思ったら、格好いいブーツの足元、これは当たりと見上げたらそれが 辻仁成だったので大変楽しいフライトになったというのがあった。 すごくわかる。 飛行機で隣同士になったからと言っていつ…

ガラスの苗帽子

1週間前にいただいた大きな桜の枝。こんなに大きな枝をいけるなんて そうそうないことなので、切らずにそのまま投げ入れた。いけばなで いう投げ入れは自然調に花をいけることだけれど、この場合は作為 なし。つぼみがふっくらふくらんで、淡いピンク色をし…

終雪 春になってさいごにふる雪

早朝、寒いなーと思って目が覚めた。窓から外を見て、一瞬、 冬のはじまりに戻ったような不思議な感覚に陥った。 4月も下旬にさしかかるというのにまた雪が降った。 春の雪、朝4時半頃の風景。 冬の終わり、春の始まりにふる雪を 終雪 というそうだ。 種まき…

野菜、再生。キッチンガーデンのすすめ

まだ雪のこる3月。前月、最愛だった猫のしまくんとの突然のお別れで うつうつしていた気分を転換しようと、窓辺にキッチンガーデンを つくりました。 つくりました、って言っても水にさしただけだけどグリーンに癒やされる 料理ででた にんじんのヘタと、ス…

水菜とほうれん草の種まき、桜の枝

もう4月も下旬というのに、早朝に雪マークが出ていた。 北海道の春はやっぱり油断ならない。 小春日和の日曜日、せっせと畑にはびこるミントやヤマゼリの根を とりのぞき、ほこほこになった土に、水菜とほうれん草の種を すじまきした。 最近、庭の奥のベリ…

地球にキスをする

ここは場所柄、ウォーキングと犬の散歩をする人が多い。 まぁ、多いと言っても田舎にしてはと付け足しておこうかな。 ご近所にベルギー人のワタナベさんという方がいて、彼女も犬のビリーと 散歩している。会うとときどき、立ち話をする。 昨年、ルーマニア…

妖精の杯

雪どけ。 春だよ、春が来た。 庭に出ると、たち枯れたまま雪の下になった植物たち、 その上に折り重なる森の落ち葉が一度に現れました。 そうだ仕事であわただしくて、一息つい頃すでに庭は 雪の下だったんだ。昨年の秋冬のことをあれこれ思い出しながら 落…

ダーチャのある暮らし、始めます。

店にしているダーチャ小屋の修繕がもうすぐ完成しそうです。 縁とはふしぎなもので、ご先祖さんが岐阜で郡まで同じ人からの紹介で、 素敵だなぁと思っていた古民家カフェをされていた方が手掛けてくれる ことになりました。 こんにちは。東欧雑貨しまくま堂…